【悲痛】「誰にでも優しかった」「みんなが泣いていた」亡くなった中島咲彩さんの通夜が行われる 北九州市で中学生2人が殺傷

福岡・北九州市で中学生2人が殺傷された事件を受けて、警察は現場周辺の警戒を強化しています。 この事件では14日夜、中学3年の中島咲彩さんと男子生徒が、北九州市のマクドナルドの店舗内で男に次々と刺されたものです。 中島さんは腹部を刺されて死亡、男子生徒も腰のあたりに深い傷を負っていて、男は17日現在も逃走しています。 事件を受けて警察は、小倉南警察署の警察官に加えて、北九州地区の警察署から約90人の他、県警の応援部隊や機動隊などから約50人を増員し、登下校中の時間帯や夜間を中心に学校付近を重点的にパトロールするということです。 また、亡くなった中島咲彩さんの通夜が行われ、同級生らは「咲彩さんは誰にでも優しかった」「みんなが泣いていた」などと話していました。 (写真は亡くなった中島咲彩さん)

中学生2人死傷 防犯カメラには慌ただしいようすが… 同級生に広がる衝撃 警察官約140人増員し警戒 【福岡発】

12月14日夜、北九州市で起きた中学生殺傷事件で入院中の男子生徒の傷が致命傷になりかねない深いものだったことが判明した。 現場に急行する警察車両や救急車 事件後、初めての平日となった16日の月曜日。現場近くにある小学校の登校風景。子どもたちの隣には保護者の姿があった。犯人が捕まらない状況が続き不安が広がっている。 保護者は「家からできるだけでないようにしたいと思っている」(女性)、「学校に相談して、家でもできればオンラインで。犯人が捕まるまでしばらくは通ってもらうのは怖いかな」(男性)と不安げな面持ちだ。 事件が起きたのは12月14日午後8時半前。取材班が入手した防犯カメラ映像には事件現場に急行する警察車両や救急車などが映っている。 現場となったのは北九州市小倉南区徳力にある「マクドナルド」の店舗。店内のレジに並んでいた中学3年生の中島咲彩さん(15)と同級生の男子生徒(15)が店に入ってきた男から無言のまま刃物のようなもので1回ずつ刺された。2人は塾帰りだった。 僅か30秒足らずの凶行 事件当時店内にいた人は「ご飯食べようと食べ始めたときに、店員が『オーナー呼んだ方がよくない?』と話していて…。ちょっと後に『みんな帰らせた方が良い』と自分たち、お客さんたちを全員帰すようになって、立ち上がったときに通路側の方を見たら女性がうつ伏せで倒れていて」と話す。 店内の見取り図を示し「女子生徒はこの辺に倒れていた。自分はここにいた」と指差す。「ずっとゼー、ハー、ゼー、ハー、息の音だけ聞こえるという感じ。何かあったのか?と思っている時に『刺された』とか会話も聞こえてきて…」と当時のようすを振り返った。 2人を刺した男は刃物のようなものを持ったまま店の外へ。徒歩で北の方向に逃げて行った。男が店に姿を見せてから立ち去るまで、僅か30秒足らずの凶行だった。 腹部を刺された中島さんは失血により死亡し、身を守ろうとした時にできる「防御創」は、なかっ 致命傷になりかねない深い傷 腰のあたりを刺された男子生徒は、命に別条はなかったものの、その後の捜査関係者への取材で致命傷になりかねない深さの傷だったことが新たに判明した。捜査本部は、男が男子生徒に対しても殺意を持っていたとみている。 近くに住む人は「サイレンが凄くて、びっくりした。怖いですね。この辺で聞いたことがないので、怖いですね。犯人は早く捕まってほしい」と不安を隠さない。 犯人は今どこにいるのか。そしてなぜ2人を襲ったのか。 男子生徒は搬送される際「犯人は全く知らない人」と話していたという。 警察によると逃げた男は、年齢40歳くらいで身長は約170センチ。体型は中肉で、髪型は耳にかかるくらいの茶髪。灰色の上着に黒色のズボン、黄色っぽいサンダルを履いていたという。 同級生にも広がった衝撃 一方、被害に遭った2人が通っていた北九州市の中学校。16日は事件を受け臨時休校の措置が取られた。門が閉ざされて校舎は静まり返っていた。取材に応じてくれた同級生は「悲しいです。亡くなった中島さんは、友だちと話しながら楽しく明るかったです」と話してくれた。 事件を受けて、警察は小倉南警察署の警察官に加えて、北九州地区の警察署から約90人のほか、県警の応援部隊や機動隊などから約50人を増員して警戒活動を行っている。警戒活動は登下校中の時間帯や夜間を中心に行われ、学校付近を重点的にパトロールするという。

中山美穂さんの近親者に突撃するマスコミの病理

俳優で歌手の中山美穂さんが、亡くなった。突然の訃報により、日本中にショックを与えるなか、メディアによる「取材のあり方」に注目が集まっている。 なかには報道が過熱するあまり、親族への突撃取材が行われるケースも。SNS上では「あまりに失礼すぎるのではないか」と考える視聴者や読者から、その姿勢を問う声が散見される。 ネット上では近年、「迷惑系YouTuber」と呼ばれるジャンルが、それなりに支持されている。話題になっている人物や場所へ、凸(突撃)するスタイルは、マスコミによる過熱報道と通底するように思える。あらゆるコンテンツが等価に扱われる現代において、それらは表裏一体となっているのではないか。 Xでは中山さん関連の単語が相次いでトレンド入り 中山美穂さんの訃報は、2024年12月6日に伝えられた。その日の夜には、大阪でクリスマスコンサートを行う予定だったが、訃報が流れる数時間前に「体調不良の為、公演を中止する」と発表されていた。 各社の初報によると、事務所関係者からの通報を受け、警察が駆けつけたところ、東京都内の自宅浴室で亡くなっていたという。事務所は8日になって、死因について「入浴中に起きた不慮の事故によるもの」だと発表している。

Verpassen Sie Nicht Diese 8 Frühen Anzeichen von Prostatakrebs – Es Könnte Ihr Leben Retten!

Verpassen Sie nicht diese 8 frühen Anzeichen von Prostatakrebs – es könnte Ihr Leben retten!   Prostatakrebs ist eine der häufigsten Krebserkrankungen bei Männern und wird oft erst zu einem späten Zeitpunkt diagnostiziert. Jährlich werden mehr als 288.000 neue Fälle in den USA registriert, und schätzungsweise 34.700 Männer sterben an dieser Krankheit. Doch es gibt Hoffnung: Die Überlebensrate liegt bei über 98%, wenn der Krebs frühzeitig erkannt wird.   Es ist entscheidend, auf die frühen Anzeichen zu achten, um rechtzeitig zu handeln. Hier sind acht Symptome, die jeder Mann kennen sollte.   Erstens, häufiges Wasserlassen und Nykturie. Wenn Sie feststellen, dass Sie tagsüber oder nachts häufiger zur Toilette müssen, könnte dies auf eine vergrößerte Prostata hinweisen. Zweitens, schmerzhafte Ejakulation. Schmerzen während des Samenergusses sind ein klares Signal, das nicht ignoriert werden sollte.   Drittens, das Vorhandensein von Blut im Urin oder Sperma. Dies ist ein ernstzunehmendes Symptom, das sofort ärztlich abgeklärt werden sollte. Viertens, Schmerzen beim Sitzen. Wenn Sie beim Sitzen Unbehagen verspüren, könnte dies auf Prostatabeschwerden hindeuten.   Fünftens, Schmerzen im Rücken, in der Hüfte oder in der Brust. Diese Symptome könnten auf eine Ausbreitung des Krebses hinweisen. Sechstens, Schwellungen der Beine oder Füße. Dies kann ein Zeichen für eine Blockade im Lymphsystem durch Krebszellen sein.   Siebtens, unbeabsichtigter Gewichtsverlust. Ein plötzlicher Verlust an Gewicht kann auf tiefgreifende Veränderungen im Stoffwechsel hinweisen. Und schließlich, Taubheit und Schwäche in den Gliedmaßen. Diese neurologischen Symptome können auftreten, wenn sich der Krebs auf die Wirbelsäule ausbreitet.   Es ist wichtig, diese Anzeichen ernst zu nehmen, insbesondere wenn Sie über 50 Jahre alt sind oder eine familiäre Vorgeschichte von Prostatakrebs haben. Das Bewusstsein für diese Symptome kann entscheidend sein, um rechtzeitig medizinische Hilfe in Anspruch zu nehmen und die Chancen auf eine erfolgreiche Behandlung zu erhöhen.

安室奈美恵の現在の姿に一同驚愕…! 引退後の仕事内容が衝撃的すぎて言葉が出ない…!

かつて「平成の歌姫」と称され、日本中を魅了した安室奈美恵さん。彼女が2018年9月に引退を発表したとき、多くのファンが衝撃を受けました。引退後、彼女はどのような生活を送っているのでしょうか。   引退発表とその後の活動   安室奈美恵さんは、2017年9月20日に公式サイトで引退を発表しました。この日、彼女は40歳の誕生日を迎え、同時にこれまでの音楽活動に一区切りをつける決意を表明しました。   そして、2018年9月16日に惜しまれつつもステージを去りました。   引退後、安室さんは一切の公の場に姿を現さず、マスコミや週刊誌の取材も避けていました。専属弁護士を通じて「追っかけ回すなどしたら訴える」との強硬な姿勢を示していたことからも、彼女が完全にプライベートな生活を望んでいることが伺えます。   安室奈美恵の現在の生活   引退後の安室さんの生活については多くの噂が飛び交っていますが、確かな情報は少ないです。

中山美穂さん バーで持ち歌ノリノリ披露など…気取らない素顔の裏にあった「ファンファーストの教え」

歌手で女優の中山美穂さんが12月6日、急逝した。54歳だった。 この日、大阪で開催予定だった『Miho Nakayama Christmas Concert 2024 ㏌ Billboard Live』に出演するため、午前9時ごろに品川駅で関係者と待ち合わせていたが、中山さんは一向に現れず…… 不審に思い自宅を訪れたところ、浴槽内で顔をお湯につけた状態で座る中山さんの姿を発見。その後、駆けつけた医師により死亡が確認された。 8日には当局による検視が行われ、事件性はなく 《死因は入浴中に起きた不慮の事故によるものと判明いたしました》(公式サイト) と報告された。 ◆睡眠1~2時間もザラ 何の前触れもない悲報に多くの人がショックを受けた。亡くなる5日前の1日に行ったコンサートでは、ステージ上からファンへ 「一生歌い続けていきたい」 と決意を新たにしていたからだ。 中山さんは1985年にテレビドラマ『毎度おさわがせします』(TBS系)に出演し、デビュー。“ミポリン”の愛称で親しまれ、1992年の『世界中の誰よりきっと』や、1994年のバラード『ただ泣きたくなるの』でミリオンセールスを記録した。 「当時は今ほど法整備がなされていなかったので、売れっ子は殺人的なスケジュールでした。睡眠1~2時間もザラ。そんななかでも彼女は大病もせず、仕事にまい進していた。同世代のアイドルの中では一番丈夫だったと思う」(音楽関係者) お酒が大好きで、人と飲み歩くことも多かった。 芸能人ならではの高級店に行くこともあるが、自宅周辺のバーや飲食店でも中山さんの目撃談は聞かれた。そして皆が口々に言うのはいい意味で「普通の人」だったこと。 個室ではない衆人環境でも気にせず、他のお客さんから 「ミポリンだ!」 と言われても笑顔。ノリノリで会話を交わしたり、カラオケで持ち曲を堂々と熱唱することもあったという。 「本当に飾らない人。お酒が入ってくると、いい意味でクダを巻いてきて、さらに饒舌になる。『だ~か~ら~』とオッサンのように飲むこともある。誰からも愛される人だった」(芸能プロ関係者) この辺りは同世代のアイドル・小泉今日子とも通ずる部分がある。前出の音楽関係者いわく 「いまのアイドルは仕事とプライベートを区別していますが、ひと昔のアイドルはファンの熱もすごく、一体感があった。“ファンあっての自分”という考えが染みついていたのだと思う」…

「どう思われてもいいや」辻仁成との離婚裏にも波乱万丈、中山美穂さんが追い求めた“自由な生き方”

あまりにも突然で、あまりにも早すぎる……。12月6日、中山美穂さんが亡くなったと報じられた。 「この日は大阪でライブが予定されていたんですが連絡がとれず、スタッフが自宅を訪れたところ浴室で倒れていた中山さんを発見したそうです。警察官が駆けつけ、死亡が確認されました」(スポーツ紙記者、以下同) 54歳という若さでの急逝。1980年代にトップアイドルとして輝き、波乱の人生を駆け抜けてきた。 「1985年にTBS系列で放送されたドラマ『毎度おさわがせします』で女優デビュー。中学3年生でした。思春期の男女が繰り広げる恋と性の騒動を描くコメディータッチのドラマでしたね。中山さんはツッパリ娘の森のどかを演じて大人気に。同じ年に『夏・体験物語』で主演を務めるとともに主題歌『C』を歌い、歌手としても活動を始めます。日本レコード大賞で最優秀新人賞を獲得しました」 長野県の小さな町に生まれ、3歳の時に親が離婚、母と妹・忍とともに上京。親戚などの家に預けられ、幼少時には苦労も多かった。 アイドル業に抱えていた違和感 「原宿でスカウトされると、“母を幸せにしたい”との思いから芸能界入りを決めました。歌はヒットしドラマでは主演を務め、アイドルとして大成功。でも、本人は違和感を抱えていたようですね。“地味でいいから手応えのあるものをやりたい”と思っていたそうですから」 転機となったのは、1995年の映画『Love Letter』だった。 「岩井俊二監督の初長編映画で、中山さんは他人ながら風貌がそっくりな二人の女性を一人二役で演じました。演技が高く評価され、ブルーリボン主演女優賞を受賞。それまでのアイドル的な役柄から脱皮し、アート系の映画に挑戦するようになります」(映画誌ライタ

【入浴中の不慮の事故、沈黙守るワイルド恋人】中山美穂さん、最後の交際相手は「9歳年下」「大好きな音楽活動でわかりあえる」一緒に立つはずだったビルボード

新たなロマンスが世に出てまもなくの急逝だった──。12月6日、歌手で俳優の中山美穂さん(享年54)が自宅で亡くなっているところが発見された。所属事務所は、「入浴中の不慮の事故」と死因を説明している。 『サンケイスポーツ』は今年の元日、中山さんとクラブジャズバンド「JABBERLOOP(ジャバループ)」などで活動するベーシスト・永田雄樹(45)さんの交際を報じた。永田さんは、数年前から中山さんのバンドのバンドマスターとして、コンサートやファンクラブイベントなどに帯同してきた。 「もともと中山さんが『JABBERLOOP』のファンで、共通の知人を介して交流が始まり、音楽活動の中で距離を縮めていったようです。永田さんは派手な緑色のロン毛とワイルドなビジュアルで、いかにもミュージシャンという個性的な佇まいの方です。 ちょっと強面な雰囲気ですが、真摯に音楽に向き合っており、ベースの話題となるとどこまでも語ってくれます」(音楽業界の関係者) 永田さんは12月1日、中山さんのコンサートツアーの初日を無事終えたことをInstagramで報告し、〈次は12/6、ビルボード大阪!〉と意気込んでいた。まさか中山さんが急逝し大阪公演が中止になるとは、このとき全く想像していなかっただろう。中山さんが亡くなった12月6日、前日出演したライブについて報告したのを最後に、永田さんのSNSは更新がストップ。沈黙を守り続けている。

中山美穂さんが“誤解”されていた「離婚と親権」そして「恋」…関係者は「批判は厳しすぎる印象があった」

中山さんは同日の午後にビルボード大阪でライブ「Miho Nakayama Christmas Concert 2024 in Billboard Live」を予定していたが、仕事現場に姿を見せなかったことから関係者が自宅を訪問したところ、自宅の浴槽で見つかった。その後、搬送先の病院で死亡が確認された。 現在、警視庁が亡くなった経緯や死因について調べているが、今のところ詳しいことはわかっていない。 「今月5日、中山さんはインスタグラムで東京・六本木ヒルズの森美術館で開催中の『ルイーズ・ブルジョワ展』を鑑賞したことを報告しています。一部では、その投稿の中の『2、3日心がえぐられて、一緒に行った友としか会話が出来なかった。 写真下手だけど、上手くてもなんにも表現できない』といった内容が注目を集めています。ただ、現場には遺書などはなく、5日の夜にも事務所関係者と仕事に関するメッセージのやりとりをしていたようです。浴槽内で見つかった状況から、溺死やヒートショックの可能性もあるとみられています」(民放テレビ局の情報番組スタッフ) かつてのトップアイドルにして人気女優の突然の訃報に、ネット上では「本当にショックです!」や「いまだに信じられない」「まさかミポリンが…」など驚きと悲しみの声があふれている。 6日夜には所属事務所も公式サイトでコメントを発表。 「日頃よりお世話になっている関係者の皆様及び応援してくださっているファンの皆様に、突然このようなお知らせをすることになり、心苦しいばかりですが、あまりに突然の出来事で、弊社も驚きと悲しみで呆然としております。なお、死因等の詳細は現在確認中です」と悲痛な思いをつづっている。 中山さんは1985年年にTBS系ドラマ「毎度おさわがせします」で女優デビュー。同年に『C』で歌手デビューを果たし、80年代半ばから90年代にかけて「ミポリン」の愛称でトップアイドルとして人気を博した。

「中山美穂さん」の命を奪った「冬の浴室」はどれだけ危険な場所なのか 専門家は「冬の海より危ない」「死者は年間6000人以上」

12月6日に自宅の浴室で死亡しているのが見つかった歌手の中山美穂さん(享年 54)。所属事務所はその死因について《検死の結果、事件性はないことが確認されました。/また、死因は入浴中に起きた不慮の事故によるものと判明いたしました》と発表した。 彼女は水が張られた浴槽内で前かがみの状態で見つかったという。一体、何が起こったのだろう。日本内科学会認定の総合内科専門医で秋津医院院長の秋津壽男氏 に聞いた。 「実際に見たわけではありませんから病名まで特定することはできませんが、基礎疾患などはなかったと聞きますし、この季節、一般的に考えられるのは、居眠りで溺れてしまったかヒートショックでしょうね」 入浴中の居眠りは自分で気をつけるほかないだろう。 「ご家族がいれば助けに来てもらうことが一番大事です。お風呂に入る前に家族に一声かけておくことで、遅いなと思われたら助けてもらうこともできますから。独り暮らしは仕方ありませんが……。深酒のあとのお風呂は危険ですので我慢したほうがいいですね」 一方、この時期に危険性が呼びかけられるのがヒートショックだ。厚生労働省が発表する「人口動態統計」によると、2023年に家や居住施設内の浴槽で水死した65歳以上の高齢者は6073人。同年の全国の交通事故死者は2678人だったから、実に2・3倍に上る。交通事故死よりも多いとは……。 「実は、実際にヒートショックで亡くなる方は、厚労省が発表する数字より多いのでははないかと考えられています。というのも、浴槽で亡くなった場合、当然ながら衣服は着けていません。例えば、妻を発見した夫はそのままでは忍びないと、救急車が到着する前に遺体を寝室などに移動し、服を着せていることがあります。こうした場合、死因がヒートショック以外の病死とされることがあるため、浴室での死亡にカウントされないことがあるわけです」 ヒートショックによる死亡数は、実際はさらに多いというわけだ。 「それと、ヒートショックという呼び名も誤解を招く恐れがあります。実際は“温度差ショック”と呼んだほうがいいと考えます」 どういうことだろうか。 「特に冬の時期は、暖かい居間と寒い浴室、熱い湯船と温度差が激しいため、体が順応しきれなくなるのです。具体的には、暖かい部屋から脱衣所に移動した際、寒さに対応するために血管が収縮し、血圧が上昇。服を脱いで冷たい浴室に入るとさらに血圧は上昇します。そして湯船に入ると、血管が弛緩して血圧が下降するという流れです。血圧が上昇した時には虚血性心疾患(心筋梗塞)や脳出血などが起こり得ますし、血圧が下がった時には脳梗塞の危険性が高まります」 寒暖差によって引き起こされる病の総称であるから“温度差ショック”と言うわけだ。さらに……。