元フジテレビ女子アナウンサーの青木カノンさんが、芸人TKOの木下さんからの性的被害を実名で告発した件が、SNS上で大きな話題となっています。この告発は、青木さんが自身のX(旧Twitter)アカウントで行ったもので、過去のトラウマや恐怖体験を赤裸々に語る内容となっています。
青木さんは、木下さんからの誘いを受けて食事をした際に、渋谷のホテルへ強制的に連行されたと主張しています。彼女によると、食事の際に「それだけで済むわけないやろ」と言われ、拒否するも腕をつかまれタクシーに乗せられたとのことです。青木さんは、抵抗する中で服が破けてしまったとし、最終的には自分の意思に反して行為に及ばされたと訴えています。
これに対して、木下さんは自身のYouTubeチャンネルで反論し、当時の出来事について説明しました。彼は青木さんとの出会いについて語り、食事に誘ったことは認めつつも、強制的な意図はなかったと主張しています。また、青木さんが述べた「強制連行」という表現には否定的な見解を示し、自身の認識の違いを強調しました。
青木さんはこの告発が行われた背景には、彼女自身の事務所からの圧力や、過去のトラウマが影響していると語ります。また、彼女はTKO木下さんから同様の被害を受けた他の女性からの報告も受けていると述べています。青木さんは、これまでの発言が公にできなかったのは、事務所との関係性が原因であったと説明し、今のタイミングでの告発に至った理由を明かしました。
今回の件について、木下さんは名誉毀損で法的措置を検討する可能性があると報じられていますが、青木さんは自身の主張を貫く姿勢を崩していません。彼女は、今回の発言が単なる虚言ではなく、実際の経験に基づいていることを強調しています。
この一連の騒動は、芸能界におけるセクシャルハラスメント問題を再浮上させるきっかけとなり、多くの人々の関心を集めています。今後、両者の主張がどのように展開するのか、引き続き注視が必要です。