兵庫県議会議員の丸尾まき氏に、公職選挙法違反の疑惑が浮上しています。この問題は、彼の収支報告書に記載された経費の不正計上や、選挙報告会と称するイベントでの買収行為の可能性に関するものです。報道によると、丸尾氏は選挙報告会を開催し、参加者にお寿司を振る舞ったとされていますが、実際にはこの会が選挙の打ち上げにあたる可能性が指摘されています。
特に、収支報告書には「牽制報告会」として計上された5万5440円の支出があり、その中身が選挙運動のための飲食費用であった場合、公職選挙法に抵触する可能性があります。さらに、丸尾氏は自身のSNSで選挙報告会と称していた一方で、収支報告書には異なる名称が記載されており、これが虚偽記載となる疑いも浮上しています。
また、参加者からは「選挙報告会」として認識されていたとの声もあり、実際の内容が選挙の打ち上げであった場合、買収行為として問題視されることになります。丸尾氏は、自身の行動について「問題はない」と主張していますが、実際のところは警察の調査結果待ちの状況です。
この疑惑は、兵庫県内の政治活動に大きな影響を及ぼす可能性があり、今後の展開が注目されています。丸尾氏の行動が公職選挙法に違反しているのかどうか、さらなる調査が待たれます。