有吉弘行が元AKB48の野呂佳代に対して放った厳しい言葉が、彼女の人生を大きく変えるきっかけとなった。18日放送のテレビ番組「1周回って知らない話」に出演した野呂さんは、過去のどん底時期を振り返り、芸能界での復活劇を語った。
野呂さんは2006年にAKB48のオーディションに合格し、特に愛嬌のあるキャラクターで人気を博した。しかし、彼女のアイドル人生は順風満帆ではなく、SDN48の解散後には仕事が途絶え、パチンコ営業などの厳しい現実に直面していた。彼女は「完全に腐っていた」と当時の心境を涙ながらに明かした。
そんな中、彼女は有吉弘行からの一言によって人生が変わることになる。「そのパチンコ番組全力でやれよバーカ」とのストレートな励ましの言葉が、野呂さんの心に刺さった。彼女はこのアドバイスを受け入れ、与えられた仕事に全力で取り組むことを決意した。
その後、野呂さんは自身の殻を破り、バラエティ番組での活躍を始めた。芸人たちと同じように体を張り、持ち味を生かして多くのファンを魅了するようになった。特に、ハリウッドザコ師匠のものまねが大受けし、バラエティ番組へのオファーが殺到するようになった。
有吉は12月19日に自身のSNSで「結局芝居が上手だったというだけの理由でしょ」とコメントし、その言葉には愛情が込められていた。野呂さんの努力が多くの人々に認められ、彼女は今やドラマやバラエティで引っ張りだこの人気女優となっている。
このように、先輩からの厳しい言葉が、野呂佳代にとっての転機となった。彼女の努力と挑戦は、多くの人に勇気を与えるものである。これからも彼女の活躍に注目したい。