女優・橋本環奈さんの所属事務所社長が、元社員からのパワハラに関する告発を受けて波紋を呼んでいます。この問題は、橋本さんが主演するNHKの連続テレビ小説『おむすび』の撮影中に浮上したもので、事務所内での不穏な空気が指摘されています。
橋本さんは11月5日に自身のX(旧Twitter)を更新し、新キャストを紹介する投稿を行いましたが、その裏ではパワハラ疑惑が取り沙汰されています。週刊誌の報道によれば、8人ものマネージャーが辞めた背景には社長による厳しい指導があったとされ、事務所側は「明らかに事実と異なる内容」として否定しています。しかし、この発言は逆に社長自身がパワハラの元凶であるとの指摘を招く結果となりました。
元社員の証言によると、社長は会議中に「意味不明に怒鳴り散らす」ことが常態化しており、社員の精神的負担が大きいとされています。実際に、適応障害を発症したスタッフもいるとのことで、社内の人材が定着しない原因として、ブラックな職場環境が挙げられています。
さらに、社長は辞めたスタッフへの配慮が欠けているとの批判も受けており、社内体質の改善が求められています。現在、事務所では新たに10人の求人をかけているものの、8人の退職は異常事態とされ、業界内でも注目を浴びています。
橋本さんを支える事務所が、今後どのようにこの問題に対処していくのか、引き続き注視が必要です。社長は改善策を講じる意向を示していますが、実際の施策がどれほど効果を上げるかは不透明です。橋本さんの今後の活動にも影響を及ぼす可能性があるため、ファンの間でも懸念が広がっています。