人気バラエティ番組「行列のできる相談所」が、2025年3月に終了することが一部メディアで報じられました。番組は2002年に「行列のできる法律相談所」としてスタートし、法律トラブルをテーマにした再現ドラマと弁護士の解説で人気を集めてきました。しかし、2011年以降、MCが変更され、2021年にはタイトルから「法律」の文字が外され、内容もトーク中心にシフトしていきました。その結果、視聴者の不満が高まり、長年のファンを失う原因となったとされています。
番組は近年、俳優の井上吉男さんをMCに加えるなどの試みを行っていましたが、視聴率が低下している中での継続は難しい状況にありました。また、最近の放送で法律相談が復活したことが、視聴者にとっての最後の希望となったものの、結果に結びつかなかったようです。
さらに、番組終了に拍車をかけたのは、タレントのふわちゃんの不適切な発言が報じられたことです。彼女は2020年からレギュラー出演していましたが、2024年8月に問題の発言が明らかになり、その後芸能活動を休止。制作サイドは彼女の存在を全カットするという異例の対応を取りました。この出来事が、番組の打ち切りに繋がったとの見方も強まっています。
「行列のできる相談所」は、来年3月に終了し、その後はストーンズの冠バラエティ番組が予定されているとのこと。新たなターゲット層としてZ世代を取り込む狙いがあると報じられています。このように、長寿番組の終了は新陳代謝の一環と捉えられる一方で、タレントや制作側にとっては大きな影響をもたらすことは間違いありません。